地鎮祭の未来とかけまして、メタバースととく。その心は
最近、Web3.0(ウェブスリー)が気になってしかたありません。いまいち理解が追いついていない状況でブログを書くのは気が引けつつも、今の知識、所感を言語化しておきたく、今回アウトプットすることにしました。よろしければ最後までお付き合いください。
※本ブログは筆者の主観によるもので、事実と異なる場合があります。
さて、幼い頃の私は親に隠れるようにしてテレビゲームをやっていました。当時は「ゲームをし過ぎるとバカになる、勉強をしなさい」と言われることが当たり前でしたが、時代は変わりました。(Shadowverse World Grand Prix 202優勝賞金は1億5000万円)
ビデオゲームはバーチャル空間に構築された仮想現実であり、当然のことながらリアルとは色々異なります。例えばリアルの世界で例えば身長176センチ、体重70キロの男性は、整形や性転換手術で身体を作り変えたとしても基本的には同じ人です。一方でバーチャルではその制限がなくなり、自分が複数の全く異なる容姿や性別、もはや人類でなくても存在できます。
少し前まで、バーチャルはリアルには程遠いと思っていましたが、先日「現実と見分けがつかない」と話題になったMatrix Awakensを制作したUnreal Engine 5のデモ映像を見ると、オンラインミーティングなどで感じる僅かな遅延もそう遠くない未来で解消されるのでしょう。
近年リモートワークも珍しくなくなりつつありますが、今後ARやVR、MRといったリアルとバーチャルとの境界線が増々曖昧になっていく時代が訪れようとしています。こういった概念は随分昔からありましたが、Web3.0(ウェブスリー)と呼ばれるようになった今、それがより現実味を帯びてきたように思うのです。
ではweb3.0になって何が変わったのか、それはブロックチェーンによって信用が担保できるようになったことに他なりません。情報を暗号化し、1ヶ所で管理しないブロックチェーンという技術が革命的なのです。
元よりデジタルデータは簡単に複製ができますが、オリジナルであることには価値があります。ただしそれを証明する手立てがありませんでした。このオリジナルであることを証明する技術がブロックチェーンであり、これを用いた暗号化した資産をNFTと呼び、何かにはNFT(デジタルデータ)を高額で取引される事例もあってニュースを賑わせました。
今後そう遠くない未来で、メタバースと呼ばれるバーチャル空間で1日の大半を過ごし、リアルにおける生活の糧を稼ぎ、実際には出会ったことのない他人と恋に落ちて、結婚する人も現れるのではないかと思います。そんな世界でも地鎮祭は必要なのか、必要とされるにはどうあるべきか。Fortniteで行われたトラビス・スコットのライブにそんな未来を垣間見たのでした。