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幸せのバトン

私には今年99歳になる祖母がいるのですが、以前から半身不随で、両親が自宅で介護してくれています。そんな両親も60代の後半と決して若くはなく、家族は支え合うようにと育ててもらったにも関わらず、自由奔放な生活を謳歌させて頂いていることに感謝しきれません。

かくいう私も40代となり、日々のふとした瞬間に老いも感じるようになりましたが、ひょんなことから「ムクナ豆(八升豆)」という植物に出会いました。元々は幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンについて調べているうちに、ムクナ豆にはL-ドーパというアミノ酸の一種が含まれており、食べることでボケ防止効果や、アルツハイマー病の予防にも期待できるということ、しかも痩せた土地で、水が少なくても育つと、これ以上ない条件が揃い、栽培することにしました。

さっそくフリマサービスで種を購入し、発芽を試みたものの1つとして発芽せず全滅…。豆類の栽培は簡単だと高を括っていた私にとって良い学びとなりました。

そこで餅は餅屋だなと、意を決して近くの種苗屋さんに問い合わせてみるも、取り扱いがないばかりかムクナ豆の存在自体を知らないとのこと。諦めきれない私はインターネットで検索し、苗を販売している方(M氏)を見つけ、藁にも縋る思いで連絡をとってみたのです。
話を聞いていくと、M氏も元々農家ではなく、ご家族に対してムクナ豆の効能を期待し、栽培を始めたとのことで、若干時期外れだったようですが、とても親切に対応くださり、なんと電話したその日に発送手配までしていただきました。こうして、直接生産者の声を聞けたことで、よりムクナ豆に対する期待値が高まり、ブログも書かせてもらうに至りました。

そんなM氏いわく、ご家族の健康やご自身での体感、更にこれまでに分けた方からの便りで、ムクナ豆に高いポテンシャルを感じておられ、ぜひ家庭菜園とは言わず産業にしてはどうかと熱く語っていただきました。非力ながらその時に備え、先ずは今年の収穫を目指したいと思います。因みに1苗から300g〜3Kgていど収穫できるようで、コツは苗と苗との間隔を3〜5m開けること(広い土地があれば多く収穫できる)だそうで、耕作放棄地の活用にもってこいなのだとか。

もしかすると徳島県では未だ聞き慣れないこの豆については、本ブログにて続きを綴っていきたいと思います。乞うご期待ください!

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